沖縄のゆいレールは2023年8月に3両編成の車両を導入しました。これは観光客増加に伴い、車内の混雑が慢性化したためです。乗ったことがある方ならご存知だと思いますが、ゆいレールは観光客だけでなく、地元の方も通勤・通学の手段としても活用されているため、観光客が増えることで市民の生活に影響が出ました。
私は今年の1月に沖縄の那覇に訪れ、那覇空港からゆいレールに乗りました。3両編成車両の導入に伴い、今までのような混雑は解消されているかと思いきや、状態は全く変わっていませんでした。円安の影響があるのでしょう。外国人だけでなく、日本人も国内の沖縄を旅先として選ぶため、とても混雑していました。
このような状態を解消するためには、純粋に車両を増やすしかありません。それが今回の対応なのだと思います。今までは23編成のうちの2編成が3両車両で、1時間に1〜2本が運行されています。これが4月からは、4編成になるため単純に運行数が増えることになります。
2023年2月末時点の1日の乗客数は約5万5000人で、過去最高に迫っているようです。今後もさらに増えると推測されているため、2030年度までに9編成まで増やし、7万2000人まで対応できるようにする計画があります。
那覇市は今後、路面電車を導入する計画も出ています。今はゆいレールに依存している状態ですので、これ以外の乗り物が登場すれば、もっと過ごしやすい街に変わると思います。早く実現してほしいです。
2024.03.14
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